「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)にゲスト講師:ディレクターってなんだろう?─ぼくの失敗学、そして日頃心がけていること 

山本まり子先生の担当する音楽学部1年生の必修科目「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」に、ゲスト講師としてレコーディング・ディレクターでユージン プランニング代表の坂元勇仁さんをお招きしました。テーマは「ディレクターってなんだろう?─ぼくの失敗学、そして日頃心がけていること」――。 

 

レコーディングの際、ディレクターはどのような仕事をするのでしょうか? まずは映像で、坂元さんが中学生の合唱をスタジオで録音するときのお仕事の様子を拝見。その後、坂元さんはレコーディングに関わる多くの人々とその仕事の関係について図を使って説明されました。多様な領域の仕事が有機的に絡み合いながら進行することがよくわかりました。

 

続いて、現在のお仕事に就いたきっかけやご苦労などをお話してくださった坂元さん。必要なのは、ある仕事を次の段階へとステップアップさせるための「コミュニケーション能力」だそうです。この業界の従来の習慣から発生する様々なトラブルや、それらに起因する失敗の経験を踏まえ、若い皆さんに多くのメッセージを発信してくださいました。終了後、何人もの学生が残り、坂元さんに熱心に質問していたのもうなずける熱い時間となりました。

↑松井孝夫作詞・作曲

「マイバラード」

合唱:聖徳大学音楽学部学生

ピアノ:松井孝夫先生